今日は

図書館で借りてきた

ある本をご紹介したく思います。


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岩波書店

初版2009年11月6日

著者  関 千枝子

ルポ 母子家庭 「母」の老後 「子」のこれから



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見づらくてごめんなさい。


この本は5章にわかれています。

1章・・・母子家庭はいま

2章・・・昔もいまも、貧困

3章・・・児童扶養手当の半世紀

4章・・・「母」の老後

5章・・・「子」のこれから

読み進めていくうちに

内容の深さに感動しました。

まさしく私達の代弁をしてくれています。



母子家庭には

「死別家庭」
「生別家庭」
「未婚家庭」

があります。

昔は、死別家庭は世間から認められていましたが

それ以外の母子家庭は

偏見と差別の対象でした。



1章

・ワーキング・プアの母
・児童扶養手当の削減
・就労支援


母子家庭になってすぐよりも
時間がたってからのほうが生活が苦しくなる
なぜなら、子供が大きくなってお金がかかるからです。

そして、ほとんどの母親が非正規雇用です。

年越し派遣村がありましたが
女性は約30人でした。
母子家庭は暮らし上手で、住む場所がなくなると
生活が全部崩壊することを良く知っている。
なんとしてもホームレスにならないように工夫する。
どんなことをしても暮らそうとする。
だから、マスコミの報道では目立たなかった。

児童扶養手当の削減は凍結されましたが
毎年小額ではあるが減額しているのが実情です。

就労支援は全く実態に即さないものだった。
結局は低賃金に変わりはない。


2章

・生別母子家庭は「最貧困世帯」

生活保護をもらっていない
母子家庭の収入はそれ以下です。
それは女性全体の低賃金の低さの問題でもあります。
母子家庭の平均所得は213万円
一般世帯平均収入は563,8万円

・・・・

これは私個人の意見です
母子家庭自体にも格差があります。
平均所得130万ぐらいの家庭が多いのではないでしょうか?
私もその1人です。
非課税世帯です。
そして子供2人
これから娘は進学も控えています。
それがどんなに大変なものか覚悟しています。
逃げ出したくなるぐらい怖いです。

・・・・

3章

・不況の波の中で

児童扶養手当は、対象者が国民の一部であり
社会保障の中では金額も小さなものだが、
福祉を見直す政策のもとではまことにきにくわない制度らしい。
「夫のもとから飛びだした」
がまんしない女達、あるいは、
結婚もせずに勝手に子供を産んだ女達への福祉だから。


4章

・年金7万円
・死ぬまで働くしかない

・・・・

私が1番注目した章です。
まさに近いうちにくるであろう老後
私も離婚してから国民年金を全額免除です。
なので、将来年金はあてにはできません。
死ぬまで働くのです。
子供の世話にはなりたくないですよね。
子供達に散々苦労させて
せっかく自立をして私から解放されて
母の老後の面倒なんて・・・・。
絶対させたくない!!

・・・・


元「母子家庭」の老後は想像通りの厳しさだった。
いい給料を得ていた人でも「かつかつ」
懸命に働いてきて、「食べるだけ」でも危うい。
国民年金の人は「満額」でも食べられない。
これではどんな「老後」もない
人はパンのみに生きるにあらずというが、
生きるだけのパンがなければ、生活などありえないのだ。

病院にも行けず、
みずから命を絶つように
死んでいく人が続出するのではあるまいか。
恐ろしい。想像するだに恐ろしい。


5章

・こどものときからあきらめる
・金のかかりすぎる日本の公立学校
・貧しさは子育てによくない
・貧困の連鎖

日本の子供達は、いつ自分を貧困と感じるのか
多分、彼らが感じ始めるのは学校に入ってからだ。
小学校、中学校、高校
購入するものが多すぎる。

どんなに節約しても、金が足りなくなる。
財布の底がみえてくる。
明日のご飯どうしよう
学校の集金どうしよう
子供だけは何とか食べさせないと。
そんなことを考えると頭はぐしゃぐしゃ。
子供が声をかけてきても、ウルサイと怒鳴ってしまう。
子供が口答えしたり、ちょっと悪さをすると
すぐに殴ってしまう、いけないとは思っているんだけど・・・
と1人が言い出すと実は私も、と大勢が言い出した。
夫の暴力に耐え切れず、夫が子供にまで暴力を振るうので
離婚を決意した、という人まで、つい子供を殴ってしまう。



おわりに

母子家庭は増え続けた。
そして、これからも増え続けるだろう。
この状況のもと、緊急の対策は
児童扶養手当のカットではなく、
現実に即して、母子家庭の生活を
人並みの暮らしになるよう、経済的に援助し、
子供に明るい未来を与えることである。
貧困は人間性を阻害するからだ。






以上、簡潔にまとめてみました。




一般家庭からすると

何調子のいいことを・・・・

と思われるかもしれませんが

これが事実です。

本当に私達は

肉体的・精神的・金銭的に

かつかつのところで生きています。




子供のために・・・

子供がいるから・・・

そう言い聞かせて

がんばっている方

多いと思います。





そして

自分の老後。

今を必死で生き抜いている私達

老後のことなんて

頭にないと思います。

でも

来るんです。

確実に・・・・・。





~私の本音~


ここだから書けます。

病気の方たちには

大変申し訳ありませんが

長生きはしたくないです。

子供が巣立てば

私の役目は終わります。

それでじゅうぶんです。

間違っているかもしれない

命をなんだと思われるかもしれない

でも

これが本音。









長文読んでいただき有難うございました。

よかったら

図書館などで探してみてください。

本当に

納得させられる本です。














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読んで下さってありがとうございます。
よろしければ ぽちっ とお願いいたします。

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